こんにちは。
全ての動画配信サービスを実際に利用し動画配信サービスのことを知り尽くしたVODマスター、『動画配信マガジン』編集部の上原です。
この記事では、dTVで配信されている動画を視聴するときの通信料について解説していきたいと思います。
この記事を読めば、dTVで動画を視聴するときの通信料の目安や通信料を節約する方法について一通り理解することができますよ。
dTVの利用を検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね。
dTVの通信量はどの画質で動画を視聴するかで変わってくる
dTVで動画を視聴するときの通信料は、どの画質で動画を視聴するかによって大きく異なってきます。
作品によって動画の長さなどが変わるので動画の長さも通信料に影響しますが、一番影響が大きいのは画質です。
dTVには4つの画質があり、それぞれの画質で実際に動画を1時間視聴したときの通信料は以下の通りです。
画質 | 通信料の目安 |
HD画質 | 1.6GB |
すごくきれい | 800MB(0.8GB) |
きれい | 300MB(0.3GB) |
普通 | 150MB(0.15GB) |
これはあくまで私がdTVで動画を視聴したときの数値なので参考程度と考えてほしいのですが、HD画質で視聴した場合、2時間の映画を1本まるまる視聴するとなると3GBもの通信料が必要になってきます。
通信制限のないインターネット回線を利用しているのであれば何も問題ありませんが、通信制限のあるスマホなどのモバイル回線では、HD画質での視聴には向いていないとことがわかりますね。
すごくきれいの画質でも月に数本映画を視聴すると通信制限に引っかかってくる可能性があるので、スマホのモバイル通信でdTVを利用しようと考えている方は、通信料に注意しなくてはいけないということがわかるかと思います。
通信料を節約するにはダウンロード機能を上手く活用するのがおすすめ
じゃあスマホではdTVが楽しめないのかというとそうではありません。
スマホでも通信料を気にせずdTVを楽しめる方法はあります。
それが、『Wi-Fi環境下で動画をあらかじめダウンロードしておく』という方法です。
dTVには配信されている動画がダウンロードできるダウンロード機能が搭載されているのですが、このダウンロード機能を上手く活用すれば、通信料を気にせず動画が楽しめるようになります。
例えば、近所のフリーWi-Fiスポットに行き、フリーWi-Fiを使って動画をダウンロードしておけば、実際に動画を再生するときは通信料が発生しません。
また、自宅にWi-Fi環境がある場合は自宅であらかじめ見たい作品の動画をダウンロードしておけば、出先でも通信料を気にせず動画の視聴が可能です。
このようにダウンロード機能を上手く活用することで、モバイル通信でもdTVを楽しむことができるようになるわけですね。
通信料を節約して通信制限に引っかからないようにするためのその他の対策
ダウンロード機能を上手く活用すれば通信料を抑えることができますが、Wi-Fi環境がなかなか見つからないという方もいるかと思います。
そういった方は、できるだけ通信料を抑えるために、以下の点を意識してdTVを利用するようにしてみてください。
画質を低めに設定しておく
できるだけdTVを利用するときの通信量を抑えたいのであれば、動画を再生するときの画質は低めに設定しておくべきです。
低めの画質をテレビなどの大画面で視聴するのは少し無理がありますが、スマホやタブレットの小さな画面であればそれほど気になりません。
スマホなど通信制限のある端末では、通信料を抑えるために画質を低く設定することを忘れないようにしましょう。
自動再生をオフに設定する
dTVには動画の予告編を再生する自動再生の機能も搭載されています。
この自動再生の機能は面白そうな作品を見つけるのに便利な機能ではありますが、余計な通信料を消費してしまうので、オフに設定しておくのをおすすめします。
自動再生の機能はメニューから設定することが可能です。
dTVの通信料についてのまとめ
dTVの通信料について解説してきました。
dTVに限らず動画配信サービスで動画を視聴する場合、動画はデータが大きいので通信料には注意が必要です。
今回紹介した方法を参考に、通信料を抑えるようにしてみてくださいね。