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BCASカードの改造はばれる?ばれてしまった場合どういった罪に問われるのか

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この記事では、BCASカードの改造はばれるのかということについて解説していきたいと思います。

この記事を読めば、改造BCASカードを利用することの危険性や具体的にどういったリスクがあるのかといったことについて一通り理解することができますよ。

改造BCASカードを購入しようと考えている方や利用しようと考えている方は、実際に購入・利用する前にその危険性について理解しておいた方がいいかと思うのでぜひ参考にしてください。

改造BCASカードとは

地上波で放送されるテレビ番組やBS・CSの番組などの著作権保護を目的として、液晶テレビを購入した際に同梱されているBCASカード。

WOWOWなどの有料放送の視聴にも活用されているこのBCASカードですが、2012年ごろから不正に改造された『改造BCASカード』が登場し、一気に利用者が急増しました。

改造BCASカードはBCASカードのプログラムを不正に改造し有料放送を無料で視聴できるようにしたもので、有料放送が無料で視聴できるとあって今でも購入する人が後を絶ちません。

しかし、改造BCASカードを使用して本来有料の放送を無料で視聴する行為は、立派な犯罪行為です。

『他にもやっている人がいるから』とつい軽い気持ちで手を出してしまうのかもしれませんが、犯罪行為をおこなっているということを忘れてはいけません。

改造BCASカードを使って不正に番組を視聴するとどういった罪に問われるのか

改造BCASカードを使用して不正に番組を視聴した場合、『刑法(私電磁的記録不正作出及び供用)』の罪に問われる可能性があります。

そして刑法(私電磁的記録不正作出及び供用)が適用された場合、5年以下の懲役または50万円以下の罰金が課せられます。

有料放送にかかる費用のことを考えるとついつい安く済ませたくなるのもわからなくはありませんが、実際に摘発された場合、有料放送の視聴料の何倍もの罰金を課せられるかもしれないということですね。

また、犯罪者になってしまうということも決して忘れてはいけません。

『逮捕されない』神話は崩れた!改造BCASカードの使用で書類送検される人も

改造BCASカードが登場した当時は使用者を特定するための技術が発達していなかったことや法の整備が不十分だったこともあり、実際に罪に問われるような人はほとんどいませんでした。

それからしばらくして、インターネット回線に接続するためのLANケーブルから住所が特定されるという噂が流れ始め、2013年ごろから改造BCASカードの使用で書類送検される人が出てくるようになりました。

また、刑事事件としてだけでなく民事で訴えられるケースも出てきており、300万円ほどの損害賠償が請求されたという例ももあります。

このように、改造BCASカードを使用するリスクは非常に高く、『つい出来心で…』では済まされるものではありません。

なかには改造BCASカードを購入した人対して告発通知を送り、示談金を求める詐欺などの被害にあった方もいます。

改造BCASカードはばれるのかについてのまとめ

改造BCASカードはばれるのかということについて詳しく解説してきました。

改造BCASカードを使ってもばれない・罪に問われないというのは昔の話です。

絶対にばれないということはありません。

それでも改造BCASカードを使用するかどうかはその人次第ですが、それと引き換えに大きなリスクを背負ってしまうということを絶対に忘れてはいけません。

また、捕まるリスクを犯してまで改造BCASカードを利用しなくても、WOWOWは月々2,300円(税抜き)で視聴できますし、初月は無料で視聴可能です。

逮捕歴がついてしまうことと罰金の金額を考えれば月々2,000円ちょいで安心して楽しめるのであれば、安いものではないでしょうか?